R&D
Porsche 912 — シリンダーヘッドの検査結果
排気バルブ2本にクラックを確認、交換パーツをドイツより手配。カムシャフトの摩耗は許容範囲内。
エンジンからシリンダーヘッドを取り外し、精密機械工場にて各部の計測・検査を実施した。以下に結果をまとめる。
バルブ・バルブシート
排気バルブ2番と3番にヘアラインクラックを確認した。熱疲労によるものと推測され、交換が必要と判断。ドイツのサプライヤーにNOS(新品デッドストック)パーツを照会し、2本とも確保の見通しが立った。
バルブシートは全気筒とも規定内の摩耗量。旋盤によるリフェイス加工を施す。
カムシャフト
ロブの摩耗量は最大0.03mm。メーカー規定の交換基準(0.15mm)を大幅に下回っており、研磨処理で対応可能と判断した。カムフォロワーとともに研磨・洗浄後、再使用する。
今後の予定
バルブパーツ入荷後、ヘッドの組み立てに入る。それまでの間、クランクケースの洗浄とベアリング計測を先行して進める。